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11日9日「山茶始開(つばきはじめてひらく)」のお話|七十二候:立冬初候

池や湖に薄氷が張る時期になります。「山茶」はツバキと読みますが、この七十二候で指すのは「サザンカ」(山茶花)のこと。庭木によく見られる開花期の長い常緑樹です。

花は年を越し、初春までかなり長い時期楽しませてくれます。ツバキとの区別は花の散り方にあるようで、花が“ボトッ”と丸ごと落ちるのがツバキ。花びらが一枚ずつヒラヒラと散るのがサザンカです。ツバキより開花も早く、この時期に赤や白の美しい花が見られるのはサザンカの花なのです。

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